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血液循環と筋肉の硬さ
コラーゲンが鍵
鶏の水炊きやコラーゲン鍋を食べた事があると思います。
鍋が冷えるとプルプルに固まりますよね?
あれはコラーゲンが豊富だから起きる現象です。
コラーゲンの特性は
・冷えると固まる
・温まるとゆるくなる
筋肉も同じ
筋肉にもコラーゲンは含まれている為、血行が低下して温かい血液が来ないと筋肉内の温度が低下、筋肉が硬くなる要因の1つになります。
筋肉が酸欠に
血行が低下すれば、運ばれる酸素量も減るので筋肉が酸欠状態になります。
酸欠状態では疲労しやすく余計に筋緊張が増えやすい環境が整います。
まとめ
・筋肉はコラーゲンを含み温まると柔らかくなる。
・血行低下は酸欠を招き、疲労しやすくなる。
なので色々な方法で血液循環を保つ事が重要です!
効率的に疲れを取る方法
呼吸と循環を促そう
脳性麻痺など、筋緊張が強いお子さんは硬さによって呼吸と血液循環が邪魔さらているケースがあります。
脚を高くする
軽く膝を曲げて、クッションなどで高くします。
・脚の筋肉がリラックス
・お腹の筋肉がリラックス
する事で、呼吸と循環を助けます。
もちろん温めたりするのも効果的ですが、力みを緩和してあげた方がより効果的です。
脳性麻痺児は呼吸改善が重要
脳の損傷は非進行性だが
コンディショニングが大切
脳の老廃物などを排出する役割があるのが脳脊髄液です。
脳脊髄液は細胞と細胞の隙間を縫って流れている川のような物です。
呼吸をしっかりする事で脳脊髄液の流れがスムーズになります。
脳性麻痺は筋肉の緊張が高く呼吸が浅くなりがちです。
ただマッサージしてもダメ
脳性麻痺児の筋緊張の主な理由は、もちろん脳の損傷です。
しかし筋緊張を強める要因はたくさんあります。
・呼吸
・自律神経
・首の運動機能
などなど
なぜ筋緊張が増加してしまっているのか?を考えアプローチする必要があります。