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2022-04-04 08:56:00

腰部脊柱管狭窄症の話

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腰部脊柱管狭窄症とは?

青丸で囲われている所が脊柱菅です。

脊髄神経(神経の束)が通る骨性のトンネルです。(腰の横断面を上から見ている図)

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この脊柱菅が狭くなるのを脊柱菅狭窄症と呼びます。

 

 

有病率で10人に1人

簡単に言えば、

「あなたは腰部脊柱管狭窄症です。」と

医師に診断された人の割合です。

 

診断されていない人も含めれば、高齢者のほとんどが脊柱菅狭窄症に近い状態と考えるのが妥当です。

 

何故なら普通の加齢的変化だからです。脊柱菅狭窄症になる、近しい状態になる事は異常な事ではありません。

つまりは程度の問題と言えます。

 

 

脊柱菅狭窄症は必ず痛いのか?

そんな事はありません。程度の問題なので、大丈夫な方もいます。

腰部脊柱菅狭窄症の特有の症状は

10~15分歩くと脚が痛くなり、休むと改善する。

というのがあります。

 

それ以外は、加齢に伴う一般的な腰痛症や変形性腰椎症と類似します。

 

その痛みや症状がどの程度脊柱菅狭窄症から来ているかは、厳密には分からないので典型的な症状が無ければ過度に心配する事は無いと思います。

 

ただし!

 

 

医師の診察は受けましょう

 10~25%の割合で、

末梢性動脈疾患を合併しているケースがあります。

 

例えば、腰部脊柱管狭窄症でよく聞く話として

「自転車は大丈夫なんだけどね」というのがあります。

 

末梢性動脈疾患の場合、歩行でも自転車でも脚が痛くなったり、疲労感や重さを感じる事が多いです。

 

脊柱菅狭窄症に限りませんが、1つの疾患のみとは限りません。

定期的に医師の診察を受けましょう!

 

 

注意したいセルフケア

それは、脚のストレッチです。

下記の図はSLRという疼痛誘発テストです。

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やっている事は脚のストレッチと同じです。

 

このテストは坐骨神経が伸ばされる事で痛みが出たり、シビレが出るか?を見るテストなので脊柱菅狭窄症の人がセルフケアとしてストレッチを行うと、毎日痛めつける事になります。

 

シビレや痛みが明らかな場合や最近症状が増えたという様な時は控えた方が良いです。