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2022-03-01 20:53:00
筋肉の硬さ=痛みじゃない
筋肉が硬いと痛い
よく聞くワードですが根拠はありません。
痛みの本質でも説明しましたが痛みは脳で発生しています。
痛みの程度は、常に身体の状態を正しく投影していません。常に多様な要素によって修飾されています。
痛みの増悪は足し算で起きる
痛みは単一の理由で起きにくいと考えられます(ケガでなければ)
・睡眠不足
・疲労の蓄積
・栄養不足、偏り
・心理的負荷
など
これらが重なって、かつ筋肉の硬さがある場合に動作時痛などを感じるという事は考えられます。
筋肉が硬いから痛いと考える治療家は勉強不足だと感じてしまいます。
筋肉の硬さの基準も無い
歪みは当てにならないでも説明しましたが基準が無いのも問題です。
施術者が硬いと感じれば異常、柔らかいなと思えば正常
患者さんが「硬い」と言えば、肯定して痛みの原因だと伝えて不安がらせ、通う必要性の根拠とする。
言ったもん勝ちです。
これではいつまで経っても終らないよね?と思ってしまうのは僕だけでしょうか?
筋肉の硬さに関しては、日常生活が送れていれば正常範囲内です。