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2022-05-19 19:16:00

慢性腰痛の要素④ 心理、認知

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「危険」と認識しているからストレスを感じる

日本人はタコを食べますが、ヨーロッパの特にゲルマン系の人はタコを悪魔だと思っているので食べません。

 

きっと食卓にタコを出したら嫌悪して食べないでしょう。

人間は物事を解釈します。

 

AをAと認識する人もいれば、AをGと思う人もいます。

人は常に自分の色眼鏡越しに物事を見ています。

 

 

腰痛も同じ

痛みを創り出し、感じているのは全て脳です。

脳が無ければどんな感覚も体験もありません。

 

痛みも色眼鏡の影響を受けます。

つまり腰痛をどのように理解しているかによって、創り出される痛みの程度や性質が変化します。

 

 

治療方針

一般に

・筋肉の硬さ

・ゆがみは

・姿勢の悪さ

などが腰痛の原因と考えられていますが、そのエビデンスはありません。メカニズムも不明確です。 

 

腰痛に関する間違った情報を得る事で、腰痛に対する認識が偏ったり歪む事で余計な痛みを感じている事がとても多いです。

 

 

治療方針

当院では痛みの授業という治療を行っています。

偏った認知を修正して、適応的な行動を促します。

 

不安や心配、ストレス反応が減るので痛みも減ります。

 

 

 

2022-05-19 13:17:00

慢性腰痛の要素③ 仕事、職種

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職種によってリスクは違う

例えば、一般に反り腰は腰痛リスクだと考えられています。

実際、統計的には反り腰が腰痛の明らかなリスク因子とは言えません。

 

しかし反り腰は腹圧が高めにくく、体幹機能が弱くなりやすい特徴があります。

 

よって座りっぱなしのデスクワーカーと重い荷物を運ぶ運送業者では、反り腰によるリスクは運送業者の方が大きくなります。

 

職種によってなりやすい腰痛のタイプが違う

・運送業や引越し業など

▶筋筋膜性腰痛(筋肉が要因と考えられている腰痛)になりやすい

・事務員などのデスクワーカー

▶椎間板性腰痛になりやすい

 

また仕事中に離席したり、身体を動かしたり、姿勢を変えるといった対処に対する自由度も違うので提案するセルフケア方法も違って来ます。

 

 

治療方針

職種によって

・勤務時間や体系

・疲労の種類の傾向

・負荷のかかる部位

など、全く異なります。

 

それぞれに合わせたセルフケアや体の負担を下げるアイテムの提案をさせて頂きます。

 

 

 

 

2022-05-18 21:11:00

慢性腰痛の要素② 生活習慣

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睡眠と食生活

慢性腰痛に強い影響があるのは、睡眠と食生活の2つです。

 

睡眠でよくある問題

・睡眠時間が短い

・就寝前の行動、寝間着がよくない

・昼寝のとり方が間違っている

などです。

 

睡眠不足はサイレントキラー、ゆっくりと確実に身体を蝕みます。

・鎮痛機能の低下

・免疫機能の破綻

・自律神経失調

など気付きにくいですが、デメリットがたくさんです。

 

食生活の影響も大きいです。

・夜ご飯が遅い

・毎日、飲酒

・野菜やたんぱく質が少ない

などです。

 

内臓の不調によって痛みの感度や筋肉の硬さが増すことがあります。

 

睡眠や食生活の乱れは肉体だけで無くメンタルにも悪影響です。

それを放置して治療しても焼け石に水になってしまいます。

 

治療方針

「よく寝ましょう!」

「野菜もしっかり摂りましょう!」

と言うのは簡単ですが、それぞれ事情や状況があります。

 

よくお話を伺って事情を加味した上で、取り組みやすい所から、すこ〜しずつ行動を変えてみます。

 

変化もストレスですから急激はダメです、続きません。

 

「知は治なり」です。

知識をつけて、良い方向に変化していく事が人類最大の武器であるはずと考えます。

 

 

 

 

2022-05-16 21:21:00

慢性腰痛の要素① 「構造」

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負担のかかる箇所が偏る

姿勢の偏りや関節の動く幅が減ると負担のかかる箇所が偏ります。

例えば、

・股関節が硬い

物を拾う時、腰を多めに曲げる必要があり、腰への負荷が増えます。

 

・背中が硬い

背中はひねる動きが得意な為、それが出来ないと腰や股関節が仕事を肩代りする事になり、負担が増えます。

 

 

筋疲労が増える

硬さのせいで動きに偏りがあれば、負担を分散するのが難しくなります。すると日々、同じ様な所に負担が集中して筋疲労を起こしやすくなり、痛みに繋がる事があります。

 

 

治療方針

ほとんどの人は背骨の柔軟性が低下しています。

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・背中が丸くなる猫背

・背骨のカーブが失われる平背

どちらも柔軟性が低下しやすいです。

 

背骨の柔軟性を獲得する事が必要になります。

 

 

治療手順

① 手技療法で背骨の柔軟性を出す

② 広くなった可動域を使える様にエクササイズ

 

重要なのは、可動域や柔軟性を出すだけでなく獲得する事です。

 

獲得とは自分でコントロールして使える事です。

柔軟になったからといってエクササイズをしないと使いこなせません。

 

 

 

2022-05-12 20:49:00

睡眠と呼吸

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寝ても疲れが取れないのは呼吸機能の低下が原因かも?

 

・寝てもスッキリしない

・寝ても頭が重い

・寝てもすぐに目が覚める

・身体が緊張している感じ

 

この様な症状は、しっかり呼吸が出来ていない可能性があります。

 

 

呼吸の役割

・血液、リンパ循環の促進

▶肉体疲労や身体の修復に必要

 

・脳脊髄液の循環の促進

▶脳の回復に必要

 

・副交感神経の活性化

▶睡眠の持続力に必要

 

ほとんどの人は背中や胸、お腹の筋肉の緊張から呼吸が浅くなっています。

 

 

睡眠不足は腰痛の敵

当院のブログでは再三お伝えしていますが、睡眠の質が低下すると鎮痛機能が低下して余計な痛みが増えます。

 

姿勢や歪み、使い方よりも強い悪化因子です。

 

 

お腹をゆるめ、胸郭を拡げ、背筋を鍛えましょう!

当院で行う呼吸への治療は

① お腹をゆるめる

呼吸でお腹がちゃんと膨らむように

 

② 胸郭を拡げる

背筋や体の横側を伸ばして、胸や背中が大きく拡がるように

 

③ 背筋を鍛える

背筋を鍛える事で背筋が伸びて、呼吸がしやすく安定します。

 

 

 

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